きゃりーらぶろぐ

Carry Love ~歩みの軌跡~

植田さんの旅行の付き添い

 こんにちは!

また随分と更新に間が空いてしまいましたが、7月9日~10日と植田さんと旅行に行ったことを記します。旅行は、彼が通っている作業所の仲間たちとの慰安旅行的なイベントで、コロナ禍におちいってから再開した第一段の旅行だったようです。旅先は栃木県でした!
 作業所に朝8時くらいに待ち合わせして、車いすの方もそうでない方も順次乗り込んでいきました。

大型バスに車いすで乗り込むためのリフト

 

無事、観光バスに乗り込めて満足そうな植田さん

 バスに乗車して1時間ちょっと走ったくらいだったか、パーキングエリアに到着したので、私はソフトクリームを買って食べました。7月の頭でしたが、すでにかなり暑かったのを記憶して言います。パーキングエリアって、お土産コーナーみたいなところでたまに意味不明なものを売ってたりしますよね。

パーキングエリアでの休憩でソフトクリームを食べる管理者

パーキングエリアで見かけた謎のぬいぐるみたち。クッション的な?

 パーキングエリアを出て、さらに1時間半ほど走ったでしょうか。これは後調べですが、私たちは益子焼窯元共販センターに到着しました。昼食にはてんぷらや鍋、釜めしなどをいただきました。この昼食をとった建物とは別の隣の棟で、益子焼の「絵付け」体験をしました。
 植田さんは「任せる!」という指示だったので、私が植田さんの分と自分の分を2作品つくりました。私、自分の作品として金魚を描いたつもりだったんですが、配色を間違えました。原色として3色しかなくて、焼いた後にはピンクは鮮やかな赤色に、朱色ぽいのは茶色になるという事前説明だったので、私が「赤色の金魚」のつもりで描いたものは、「茶色の金魚」に仕上がるはずです。そういえば、もう仕上がった作品は届いてるはずですが、植田さんからは何の連絡もないぞ……。

赤色ではなく、茶色に仕上がってしまう金魚さんです。

益子焼のたぬきは有名なよう。集合写真のために皆移動中です。

 

 益子焼の体験を終えて、夕方には宿泊先の「なかが和苑」に到着しました。通路も広くて、部屋も完全にバリアフリーで快適でした。

なかが和苑さんの売店コーナー。ケア用品が充実していて安心感たっぷり。

トイレも広くて手すりも完備。

 さて、夕食は昼食と比べてさらに豪華でした。私も植田さんもお酒を飲まないので、とりあえずご飯を完食しました。途中で、旅行に一緒に参加している通所先の職員の方が食事介助を代わってくださいました。ありがたや~。
 食後は、署長さんの部屋でUNOや大富豪などカードゲーム大会で盛り上がりました。とても充実した夜で、植田さんもカードゲームの戦績が3位で、終始ご機嫌でした♪

なかが和苑の夕食。とても美味でした。

 翌朝、朝食を食べたあと、出かけるまでに少し時間があったので、宿泊施設の近所を一人でちょこっとだけ散歩。10~15分くらいです。緑が多くて、日本の夏を感じました。

宿泊施設の周辺を朝に散歩。

駐車場の方は「那珂川苑」という表記になっているようです。

宿泊先を出る前に集合写真でしたが、さらにその前のツーショット☆

 宿泊先を出た後は、途中でろまんちっく村というところで、昼食と買い物休憩。お土産ものを私も買いました。また、ここでもソフトクリームを植田さんと一緒に食べました。再度バスに乗って、一度パーキングエリアで再度休憩して、結局夕方の5時くらいに作業所に戻ってこれました。事故もありませんでしたし、いろんな体験もできて、本当に充実した旅行でした。付き添い依頼をしてくれた植田さんにも感謝。

 さて今回御一行が宿泊した、肢体不自由者など障がいを抱えた方の宿泊に特化した、完全バリアフリーの宿泊施設「なかが和苑」さんのウェブサイトのリンクはこちら。関東近辺でバリアフリーの宿泊先を探しているという方にはお勧めです!

three-ai.jp